生活

効率のいい人生は自己解放にかかっている:束縛は怠けの隠れ蓑で人生は選択自由のゲームだった

投稿日:2019年6月13日 更新日:

何をしても自由! あなたを束縛するものはない

退職後、ちょっと派手かなと思うファッションで、「これ、おかしい?」と娘に尋ねた時、娘が言いました。

☆☆☆彡自分の好きでいいんだよ。もう、お母さんを束縛するものは何も無いんだからね。☆☆☆彡

 

  Jill WellingtonによるPixabayからの画像

そうか、私は自由!と肩が軽くなった気がしました。

この言葉は、それ以降、ずっと私の原動力となっています。

 

と言っても、無邪気に大空に翼を広げる解放感かというと、ちょっと違うのです。

解放感に舞い上がったのはつかの間でした。

 

束縛がない?

とすると、「忙しくてできない」という言い訳は、もう使えないということではありませんか。

 

束縛は怠けのかくれみのだった

仕事優先、家事優先、家族優先、学生時代はテスト優先で好きな本も読めなかった経験は、だれにでもあるのではないでしょうか。

 

実はこれは、自分の成長のためにもなったし、客観的に自分の立場を捉え優先順位をつけることは必要で、とても正しいことだったのです。

優先順位の高いものが、本当に自分にとってマイナスのものなら、それをやらなくて済む環境づくりをするべきですが、実は、その優先順位は自分でも認めているものだったのです。

よく考えれば、一番必要なことだったのです。

 

家族のために、とか、責任があるから、とか、経済的に、とか・・・

理由はいろいろありますが、それが自分にとって一番大事(必要)なものだったはずです。

 

でも、それを認めたくなかった。

実は怠け心が邪魔をしたのです。

やらなければならない状況が起きたり、他人から指図されたり、先回りされたりすると、無条件にやる気をそがれてしまうのです。

 

良く言えば自主性、主体性、でも実は、やらなくて済めば楽なのに、というナマケモノの習性が奥にあります。

束縛されたくない、自由でいたい!

ちょっとカッコいいようですが、実は、現状を認めたくない、責任を引き受けたくない、永遠に可能性だけの中にいる、大人になりたくないピーターパン症候群とも言えるのではないでしょうか。


ピーター・パン・コンプレックス

ちょっと寄り道

Peter Pan Syndrome: “Men Who Have Never Grown Up” by Dr. Dan Kiley

ピーターパンコンプレックスという言葉は、カイリー博士によって、特に男性の心理的障害として紹介されています。

そういう男性は、ピータパンの物語に登場するウェンディのようなリーダーシップがあって放任主義の母性を求めるそうで、

けっこう実例もあるし説得力があっておもしろいですが、それはまた別のときに(^_-)-☆

 

 

そんな時、「ホンとはもっとやりたいことがある」と思うことが言いわけ材料になりました。

浅い考えで、他人のせいにしたり、環境のせいにしたりして、「できない自分」「やりたくない自分」の言いわけにしていました。

 

その証拠に、私の場合、テスト中にやりたくてもできなかったことは、結局テストが終わっても先延ばしにしてやりませんでした。

あの時できなかったからもうできなくなったと思っているなら、ピーターパン症候群患者かもですよ(笑)

 

優先順位に従って、積極的に取り組めばもっと気分よく、効率よくできたはずです。

その上で、ホントにやりたいことなら人は少しずつでもやっているようです。

 

忙しいのによくできる、と驚くほどいろいろなことをやっている人もいますよね。

あれは、積極的に、やりたくてやっているからできるのではないでしょうか。

 

人生=与えられた時間

人生とは、それぞれに与えられた一定量の時間だ、というのが最近の私の発見です。

生まれた時代や場所、環境、肉体的精神的条件などのハンディを負いながら、その時間をどう使うか、何をするかは選択自由のゲームです。

 

様々な出来事を体験し、いいことも悪いこともありました。

それも、自分の足で歩いた結果です。

 

そう思えば、過去はもういいです。

過去も言いわけの一つにすぎません。

そんなものに、これからの残り時間を侵食されたくありません。

 

キャリヤ?

財産?

家庭環境や年齢?

だから何? という感じです。

 

あるのは、前に続く残り時間だけです。

さあ、できることを、最善をつくしてやってみましょう。

 

と思ったら、一々やることが本気の遊びのような気分になりました。

思いついたらやってみる。

その結果、ずいぶんいろいろなことができるようになりましたよ!!

 

決めていた予定以外のことでも、やってみたくなったら迷わずはじめてしまうと、両方できちゃったりして効率があがっています。

多分、迷う時間がなくなって、気分がのっているときにやるからだと思います。

 

やりたい気分て、生まれたり消えたりしますよね。

え? 私だけ?

 

だとしても、そんな自分を責めるより、どんどんやった方がいいみたいです。

だって、時間は確実に減っていくのですから。

 

関連記事⇒人生には夢が大事

高齢者の就活体験

 

 

 

 

 

 

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  1. […] 毎日、毎時間、毎分、家族友人知人に支えられ、もちつもたれつ、夢つむぎ体験を楽しんでいます。 最近のことはこちら […]

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