趣味は身を助ける
趣味って何?
趣味があることはとても幸せなことです。
実は、私たちって、何かをするには目的が大事だと思いこまされて育っています。
逆に言うと、目的のあることは、目的のないことより「マシ」なことだと教えられてきました。
どうでもいいことは後回し、やらなければならないことを先にやる。
子供のころから、こう教えられて、「早くしなさい」「さっさとやっちゃいなさい」と言われ続けてきたのは私だけでしょうか。
ちょっと冷静な親だと、「早く!!」と怒鳴る代わりに、なぜやらなければならないか、何のためかを説明してくれますが、
その結果、子供は納得できると同時に、逆らったり、逃れたりする道を完全にふさがれてしまいます。
私の親も説明上手でしたから、私は説明されてもイヤだと思ってる自分を、ダメな子だと思っていました。
おっと、話が脇へそれてしまいました、ごめんなさい。
ところが趣味には、その先に目的はありません。
純粋に、体験し味わうことで満足できます。
これが実は、人間本来の姿らしいです。
人間をホモ・ルーデンス(Homo ludens) 「遊ぶ人」と呼んだ哲学者(ホイジンガ―)もいます。
人類の文化は遊びから生まれたとか。
ま、そんなわけで、効率とスピードの現代社会の中で、楽しむだけの趣味が持てるというのは、人間としてとても幸せです。
趣味で食べていかれればこんな楽なことはない
昔からよく聞く言葉の一つに、
「遊んでちゃ生きていかれない」
「遊んでちゃ食べていかれない」
というのがあります。
ホントに??
いいえ!!
ここで言ってる「遊び」と上にのべた「趣味」とは、同じものではありません。
言葉の面倒なところですが、具体的にさしているものが違います。
食べていかれない「遊び」とは、何もしないこと、あるいは欲望に任せて時間をつぶすことですが、
趣味は、何もしないどころか、一生懸命打ち込みます。
好きじゃない人から見ると、「よくやるわ~」とあきれるほど手間暇をかけています。
だから、趣味って、かなり専門的なんですね。
「ヘタの横好き」ってあるけど、好きならそれなりに時間も労力も注いでいるから、やがては、「好きこそものの上手なり」って・・・(⌒▽⌒)
というわけで、趣味は、必要に応じて、大いに人の役にもたてるんです!!
ハンドメイドの趣味で人の役にたてる
ハンドメイドで役にたつには、二つの方法があります。
1 作った物で人の役にたつ
2 作ることを教えて役に立つ
この二つは両立します。
でも、最初は自分で作ること、ですよね。
作ることが楽しくて、どんどん作ると、作品がたまります。
プレゼントするにしても、そう何度ももらってもらうわけにもいきませんし、
実は、ハンドメイドのプレゼントって、難しいです。
好みも違うし、必要性も違います。
いただいて困ったこと、ありませんか?
私は、ア・リ・マ・ス💦
そのくせ、私、ついプレゼントしちゃって・・・💦
きっと、誰かを困らせてますね・・・
作品はどんどんたまっちゃうし、ぎゅうぎゅう詰め込んでおくのでは作った物がかわいそうだし、
そこで、二年近く前に、ネットのハンドメイドサイトに作品をアップし、作家活動を始めました。
関連記事⇒個人の好みを大切にできる時代
ハンドメイド作家 はじめの一歩
教えてくれる人もいなくて、手探りで、国内最大のサイト、minne に作家登録、
アレコレ調べているうち、複数個所に出さないとなかなか人目に触れないということが分かり、
creema と、iichi にも出しました。
さらに、楽天、メルカリ、海外向けのETSYにも、Ebay にも登録だけはしてあったかな。
失敗したり、学習したりして時間をかけるうち、少しずつ売れるようになってきました。
気に入ってくださる方も増えてきました。
それで分かったことはたくさんあります。
売れるのは一か所ではないこと。
安ければ売れるというものではないこと。
気に入ってもらえることと、売れることは同じではないということ。
人の趣味って、ホントに様々、10人100色だということ。
各販売サイトの個性や違い、
などなど
自分もいろんな人の作品を見て、ウットリしたり、購入したりするのだから、
購入者の気持ちや目線は分かってると思っていましたが、
分かっていませんでした_| ̄|○
そしてある時、一通のメールが!
「あなたの作品は、とてもきれいです。」
と、上野の森美術館の「日本の美術 全国選抜作家展」への要請。
はじめの一歩が無ければあり得ないことでした。
あなたの「はじめの一歩」手伝いたい!!
もともと、作る喜びをシェアすることが目的で、始めたのですが、
思いがけない展開になっています。
それに合わせ、ハンドメイドプロの自覚や目標が勝手に育ってきました。
私の作る作品に自分が求める基準もハードルアップしています。
技術的にはまだまだ向上しなければならないのは分かっていますが、最近は作品作りの姿勢がとても丁寧になりましたよ。
自分の変化や成長(?)については、別の機会に書こうと思いますが、
ともかく、新しい一歩を踏みだすと、未来は変わります!!
その一歩を、簡単に始められる方法を紹介しています。
読みながら実行していけば、作家活動が動き出します。
作家登録に必要なプロフィールが、質問に答えるだけで書けちゃうテンプレートのプレゼントもありますよ。
[…] 関連記事⇒趣味のハンドメイドを職業にしよう […]
[…] 関連記事⇒趣味のハンドメイドを仕事にしよう […]
[…] 関連記事⇒ビロードキャップの作り方 […]
[…] 関連記事⇒趣味のハンドメイドを仕事にしよう […]