ネモフィラの人気の秘密は?
話題のネモフィラ、見てきました。
国営ひたち海浜公園に行ってきたのです。
450万本の花で埋まった水色の丘、薄曇りの水色の空との境目を縫っているのは、人の波でした。
この写真は、しゃがんで下から、人が見えない角度で写しました(^_-)-☆
ネモフィラという花、名前を聞くようになったのは最近のことですよね。
和名を調べてみると、「瑠璃唐草」(るりからくさ)、葉っぱが唐草模様みたいだからだそうです。
瑠璃はラピスラズリのことで、青い宝石ですから、青い宝石のような花をつけた唐草。
北米原産で、メキシコまで広がり、英語では、Baby Blue Eyes と呼びます。
ネモフィラの語源と花言葉
Nemophila の Nemo は、ギリシャ語の nemos = 小さな森、phileo は、愛する。
木の茂った森でも、日がさすところに群生しているので、こんな名前がついたんですね。
そして、そこから連想されたのでしょう、花言葉の一つが「どこでも成功する」(success everywhere) なんです!!
小さくても、さわやかに輝いて風が吹くまま、どこでも大丈夫!
花言葉を知らなくても、そんな風情が親近感と励ましをあたえてくれます。
私は、子供のころから、春の初めに黒い土から顔を出す青いイヌフグリの花から同じような気分を味わってきました。
毎年春になって、庭の片すみに初めてイヌフグリの青色を見つけると、ヤッタ!\(^_^)/と嬉しくなったものです。
イヌフグリに私が付けた花言葉は「希望」なんですよ(笑)
ね、ネモフィラに似てるでしょ?
でも、色が濃くて、花も葉も硬そうです。
寒い季節に咲くからですね。
と、ここで、イヌフグリの花言葉、ちょっと調べてみますね。
・・・
ああ、正式には青い花をつけるのは「オオイヌフグリ」というのですね。
そして、花言葉は、「忠実」「信頼」「清らか」と、書いてあります。
忠犬からの連想でしょうかね(笑)
ネモフィラはタイミングもバッチリ
年が明けて、待たれる花は、梅、桃、サクラと、温かみのあるピンク系。
冷え切った体の芯に春の陽ざしを思いださせてくれます。
そして、暖かさがそろそろ暑さに代わるころ、ネモフィラのブルーは、さわやかな気分を届けてくれます。
海浜公園に行った2019年5月2日、お昼に突然、雷とどしゃ降りの雨に叩きつけられました。
稲光とほぼ同時にすごい雷の音、それにも負けないドドドドという雨の音。
公園中がこのハプニングに動きを止めてしまいました。
30分くらいだったでしょうか。
そして、突然雨が止み、西の空が明るくなると、木々の緑はキラキラと輝き、新しい季節にきり替わった感じがしました。
こんな時のネモフィラの丘は、もう、空の一部にしか見えません。
一人一人の希望が、一輪の花になって、光る宝石になって、エネルギーにあふれて空に浮かんでいるのです。
SUCCESS EVERYWHERE in HOPE
素直にその気になっちゃいます。
ネモフィラにも、「希望」という新しい花言葉を贈りたいとおもいます。
ネモフィラの人気の秘密は、あの色と風情が咲くタイミングにバッチリ合っていることではないでしょうか。
そして、私にとっては、何よりも、ネモフィラが呼んでくれたおかげで、ストレス解消ができました。
これは病院に行っても簡単にできることではありません。
自然はストレス解消になる
普段は、洋裁、読書、映画、PC、ちょっと書道、ちょっと買い物、ちょっとお食事くらいですごしてきたので、自然の中をこんなに動きまわれる自分を再発見しました。
次の日は三浦半島の先の城ヶ島まで行っちゃいました。
そしたらますます元気で、いつもの朝より体もやわらかいではありませんか?!
使いきれなかったエネルギーが溜まって、それが負担になっていたみたいです。
まさに、お腹の脂肪の精神版です💦
ストレス解消を実感しましたよ!!
そう言えば、風に吹かれて体の奥から疲れが抜けていく体験は二度目です。
一度目は、ずーっと昔、育児に追われていた夏、三浦半島の海岸で岩の上に座っていた時でした。
あの頃は、溜まったエネルギーではなく、エネルギーの燃えカスの処理ができていなかったようです。
ストレスの原因が何であれ、同じことの繰り返しはダメですね。
地球の季節が変わるように、自然の一部である私たちも、変化やきりかえが必要です。
季節の変化に合わせ、身近な自然に自分をあずけてみることなら簡単にできそうです。
これからは、もう少し頻繁に、ちょっとの時間をみつけて、日常生活から離れ、自然の中に出かけてみようと思います。