冬のホームウェア第2弾として、厚手のフリース生地を使った暖かいキャップの作り方をご紹介します。
YouTube でも紹介しています。→ YouTube 「ほっこりキャップの作り方」
大き目でも、ぴったりフィットしちゃうので、ぜひ作ってみてね。
あ、それから、手縫いもおススメ!!
Ⅰ 材料
●フリースや厚手のニット地 22㎝ X88㎝ 1枚
(お揃い手袋用には、26cm X 15cm 22㎝)→YouTube「指無し手袋の作り方」
●巾1.5cmくらいのゴム紐60cm(頭囲+4cmくらい)
Ⅱ 裁断
1. 22㎝の正方形をキャップの頭頂部にする
① 1/4に折って、

⇒ 
Ⅲ ぬう
• 厚手の生地を縫う場合、押さえ金をプラスチックなど滑りの良いものに取り替えると縫いやすいです。
1 キャップの側面を作る
ア)顔周りを作る




その時、2,3cm ぬわないで穴をあけておく◦ 縫い始めの返し縫いはいりません。
イ) 後頭部にヒダを作る


フリースは毛羽立っているので、まち針を印の代わりにするのも良い方法です。

ミシンのガイドラインで2cm分かれば印がなくても構いませんし、あまり厳密でなくても大丈夫です。
布が4枚になっている箇所もあるので、縫い代のところは指でしっかり押し込むように縫いましょう。
3 側面とトップを縫い合わせる
側面を広げると、後ろの部分が3段のヒダになっています。

ア)側面の布端と円周、それぞれの裏に前後左右1/4のところに印をつける。

サイド(側面)の方にまち針を打っておくと、円と合わせる時にそのまま使えます。
イ)両方を中表にして、印同士を合わせて止め、さらに印と印の間を合わせるように止めていく。

◦ ヒント: 円は少し内側へ入るだけで長さが大きく変わります(1cm内側へ入ると全体で3cm短くなります)。
もし上下が合わない場合は、横(側面)の方が短かったら、円の少し内側へ合わせて止めていけば大丈夫です。
ウ)円周の内側を縫いとめていく。
● 縫うときは、まち針からまち針までの間だけ縁が合うように指で押さえ、布が押さえ金に対して真っすぐになるように送ってください。
● サイドがヒダになったりしてごわごわする部分があるかもしれません。その際はミシンを止め、形を整え、邪魔なものを避け、縫うところだけが平らになるように意識して行いましょう。
● 最後は縫い始めと少し縫い目を重ねるようにして返し縫いをしておきます。

キャップの形になりました。
4 仕上げ
髪の毛にボリュームがある方はこのままで着用できます。
ゆったりできていますので、心配な方はゴムを入れてください。
しっかりフィットして安定します。
ア)ゴムを入れる
丸ゴムより平らなゴムがいいでしょう。
1.5cm x 頭囲+4cm のゴムがお勧めです。
イ)ゴム端を1cmくらい重ねて縫いとじる。
ウ)ゴム穴を縫いとじる
完成です。
お疲れ様でした!
ほっこりキャップの完成です。

● キャップは、サイズがぴったりすぎるものよりも、大きめのサイズの方が、小顔効果がでて素敵に見えます。
少し大きめのサイズを心がけ、頭にフィットするように工夫をすると、たいていの帽子はどなたにでも似合うようになります。
今回残しておいた生地を使って、お揃いのとても簡単でおしゃれな指なし手袋の作り方をYouTubeでご紹介しています。

プレゼントにもぴったりですので、よろしかったら参考にしてください。
他のフリースキャップの作り方記事→「プレゼントに簡単かわいいフリースキャップ【その2】型紙なしで30分」
ビロードキャップの作り方記事→「簡単でキュートなビロードキャップ」