未来を予測する
実際のハンドメイドサイトを見て、現実を確認してみましょう。
国内最大のハンドメイドサイトである”minne”(ミンネ)を取り上げてみます。
他にもたくさん同様のサイトがあり、それぞれ特徴はありますが、作家と利用者の参加と双方向の交流を基盤にしている点では同じです。
ミンネの現状
誕生は2012年1月です。
ゼロからの出発ですが、その後の成長をみると、
年月 | 登録作家数 | 作品数 | フォロワー |
2014.03 | 2万5千人 | ||
2016.03 | 20万人 | 500万点 | |
2019.01 | 50万人以上 | 1000万点 | |
2020. | 65万人以上 | 1050万点 | 16000人以上 |
この20年の間にすごい成長ぶりですね。
と同時に気づくことがあります。
登録作家数がフォロワーよりはるかに多く、どんどん増えているということです。
ハンドメイドを楽しんでいる人がもともとたくさんいて、その人たちが先にネット利用を始めていると言えるかと思います。
フォロワー数がちょっとつかめませんでしたが、フォロワーにならずに利用している人ははるかに多いです。
私の場合を考えると、利用者の中でフォロワーにもなってくれる人は、1割(10%)あるかどうかだと思います。
仮に1割だとしても、ミンネの2020年の利用者は16万人と発表されているので、作家数にははるかに及びません。
また、スマホで簡単に利用できるアプリの普及率をみると、ミンネが108万、クリーマが89万4千という数字があります。
アプリは作家も使っていますので、作家数を引くとやはり作家の方が多いことになります。
これは、minne にかぎったことではありません。
creema, iichi, その他も同じです。
なぜ、現時点では作家数がこんなに多いか
理由は二つあります。
1.今までは、作家の発表の場がなかったので、その場ができたとたんにみんなが参加した。
つまり、積極的にその場を求めていた人が先に参加しているわけです。
2. 作品を使いたい人は、必要に迫られているわけではないので、サイトを認知するのに時間がかかる。
作家と対照的に、受け身の人がほとんど、なければないで済む人たちだからです。
ここから見える未来
1 今後は、作家より使いたい人がどんどん増える
ネット自体がこれから発展していくので、作家も作品使用者も増えることは確かですが、潜在的な見込み数は使用者が圧倒的に多いのは明らかですよね。
したがって、時間がたてばたつほど、使用者が増えていくはずです。
上の表でも、作家の増加率がだんだん低くなってきています。
すると、どんなことが起きるでしょうか。
2 一人一人が自分の好みにあった作品を見つけることができる
使う人がサイトをのぞいたとき、たくさんの作家、たくさんの作品が用意されていれば、好きな物を見つけやすいです。
すると、個人的な趣味が、作る人と使う人の間で共有されます。
そもそも趣味というのは個人的な物なので、自分がいいと思って作った物を誰かにプレゼントした時、期待通りに喜んでもらえるとは限りません。
私にもにがい経験があります。
プレゼントしたものがそれほど喜んでもらえなかったこともあるし、
プレゼントされて困ったこともあります。
しかも、それが、はっきり言えないので、気まずいですよね。
あなたにも、そんな経験、あるかもしれません。
せっかくルンルンで作った物が、いつしかたまり、場所をとって、「これ、どうしよう」ってなっていませんか?
実は、私が初めてオンラインハンドメイドサイトに登録したのは、もうこれ以上作っても使いきれなくて、作品がかわいそうになったからでもあるんです。
それに、もっと作りたかったし。
それが、誰かに使ってもらえると、作って嬉しい、使ってうれしい、作品もうれしいという3倍の喜びになるんです。
どうでしょうか。
あなたも、趣味を続けるために、是非、ハンドメイドサイトに登録してみませんか。
以下に、主なサイトの登録ページを紹介します。
登録する時、ちょっとした自己紹介文、作品説明文を書く必要があります。
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